泥にまみれてモチベーション低下を回避する方法

どうも、ARatzerhです。また会いましたね。

今日は4Keyゲームに限らず音ゲー全般にも当てはまると思いますが、4Keyについて最もコンスタントに高みを目指すために必要なこと、モチベーション維持についてお気持ち表明と考察を行なっていきたいと思います。

 

モチベーションを保って音ゲーを続けて上手くなりたいと思うのは皆さんの思うところだと思っているので、(少ない努力量で最強を目指したいという方もいらっしゃるでしょうが、そうだとしてもその効率でコンスタントに続けることによって最強のポジションを確固たるものにできると考えるとモチベーションを保ってやるというのはさらなる高みを目指すのに必要であると考えられる。)ではどういうものがモチベーションを削ぐ要因になるかを考えた後どのようにしてモチベーションを保つか、ということについて書きます。

 

〈モチベーションを削ぐ原因となるモノ〉

結論、4Keyでどこどこまでを目標として頑張っている中で、本質的に「自分の思い通りにならない状態」を実感すること、付随して出てくる種々の感情が原因だと私は思っています。

それらの「思い通りにならない状態」はどんなことを原因、トリガーとして表面化されてしまうかというと、原因には「執着」、トリガーには「比較」があります。

比較も執着もうまく使っていけばモチベーションを増加させる原因にもなりますが、ここではネガティブな側面について話しましょう。

 

周りと「比較」して自分の実力あるいは成長速度が遅いと感じる。

過去の自分と「比較」して自分の今の成長速度が遅いと感じる。

ランキング、ハイスコアに「執着」することによって到達度の足りないスコアは物足りなく感じる。

上手くなること全般、特に一つ挙げるなら自らの最大瞬間地力を出すことに「執着」することによってそれを当たり前だと勘違いし、普段の地力が「思い通りでない」と感じる。

 

自分の思い通りにならない、上手くいかないという実感はなににおいても不快なモノなので、これを上手くコントロールするかあるいはそういう思いを起こさないように工夫すること、もし思ってしまったのであればその思いが意味をなさないような考え方を用意することが有効そうだということがわかりますね。

 

〈対策1:4鍵盤に対してあるいは他人への気持ちの持ち方でもはや不誠実になっておく。〉

他人との成長速度の比較などをそもそもするな、と言われてできる人は聖人君子か神なので、それを実行しようというのは現実的ではありません。ここで私ができるアドバイスというのは、「泥に塗れろよ」というものです。

 

我々は何か一生懸命に頑張ることを理想とみなして美化しがちです。

けど現実はそこまで甘くはないし、そもそも上手くなる「純粋さ」というのはやればやるほど汚れていくものだと思っています。誰々よりも上手くなりたいという比較が入り、チヤホヤされたいかもしれないという雑念が入り、(そこまでじゃなくても自分の強いリザルトを誰かに反応してもらいたいと思う程度でも雑念に入ると考える。)様々な感情が努力と共に蜷局を巻きます。

 

そうならば、もう何もかも誠実にやろうとすることの方が無理な話なので不誠実になってしまおうというのが私の提案です。

具体的な一例はライバルは作っても自分の優位に立っている間だけ、実力で置いて行かれたらもうライバル関係は一方的にでもいいから切る。といったもの。

あるいは自分の優位に立つ相手としか比較しない、自分より上手い人はなんか知らん生き物だと割り切る。 

これは一般に美化された「努力」の像とは少し違った風なので、私はこれを「不誠実」と言っています。

〈対策2:そもそも「上手くなる」ということとは何かという考え方を変えておく。〉

これも不誠実さを利用する手法ですが、

「上手い」は未定義語です。なので自分で基準を変えることができます。

自分より総合的に見たら上手い相手でも、私が一つの譜面だけであってもスコアや精度で勝っていた場合、その人でさえ私に負けている譜面があるんだ〜へぇ〜、大したことないねとかなり生意気な考え方をするというのは手です。

 

またこれは私の考え方なのですが、最も水際で「執着」から逃れるためのものとして

「最終的に勝てばよかろうなのだ」という考え方を紹介しておきます。

これは長期的に見て相手が引退した時のことまで考えます。

長くやってる人ほど痛いほど感じていると勝手に思っていますが、4Keyの地力の伸びはいつくるかわかりませんし、いつ停滞するかも予測できません。なので一時期抜かされたとしてもあまりその傾きに意味はなく、最後に自分の地力が相手を凌駕していればいいのだと割り切ることです。 

本当に最後は自分より上手い人がみんな引退したとしても自分が続けていれば実質自分自身が一位です。その状態であなたは間違いなく「上手い」でしょう。こうやってある程度今の状況から逃げることができれば、執着するということもあまり無くなると思います。

 

〈対策3:高めの目標を設定する時は一緒にそこに到達するまでの小目標も立てる。〉

急に精神論ではなく実践的になりますが、目標と現実の乖離は比較を生みモチベーション低下の原因になります。要するに、結構高い目標を立てるならばそこに至る細かい目標まで立てておけということです。細かく有意義な達成を出していくことができれば、モチベーションも続く筈でしょう。もし失速したのであれば、より細かく、より達成すべきものを増やして一つ一つの難易度を下げる、というのが重要です。

 

私のMalodyプロフィールで一時期書いていた「#4鍵盤、まずやれ。」みたいな文章では努力量の話をしていたと思うのですが、努力量を確保するためには長い目で見て「続ける」ということが最も大事になります。そのためには「執着」心と「比較」をコントロールしすることが重要そうだと分かりました。

 

今日の記事はここまでです。今後もよろしくお願いします。